◆◇エロセリフ10のお題◇◆


01 「…シよ?」


「まだ、時間早いだろ」
「出来ないことは無いでしょ」
「そりゃ、そーだけど」
「何?」
「お前、明るいとこでするの厭がるじゃねぇか」
「うん…だから部屋、出来るだけ暗くしてね?」



誘ってきたクセに、今更恥らうなよ。
匂やかな仕草にくらくらと襲い来る眩暈の心地良さ。

02 「ヤ、ぁっ…!」


「うそ、つき」
「うそ、じゃないも…んっ」
「じゃあ、何でこんな…」
「言わなくて、良いッ!!」
「ヤ、じゃ無い、よな?」
「えど…ぁっ」
「う、ん?」
「だいすき」



その台詞、今は反則。
果てたくないのに、抑え切れない。

03 「…っ」


「え、ど…待っ…!」
「待て、ね」
「違…ンっ」
「うぃん、り…?」
「…ぁっ」
「な、に」
「…き、て?」



織らない感覚、織らない衝動。
あなただけが今は、欲しい。

04 「ヤらしー…」


「…ふぇ?」
「お前の、かっこ」
「だ、って、ちから、はいんなぃ…っ」
「感じてる、のか?」
「…ん」
「そ、か」
「えど」
「ん?」
「ぎゅ、ってして」
「甘えっ子」
「いーの、エドの奥さんだもん」



マシュマロみたいな微笑みひとつ。
とろけそうな心に口付けて。

05 「ちょうだい」


「なに、を?」
「エドの」
「わ
――――っっ?!」
「何よぅ」
「お前には恥じらいってもんが無いのか!」
「訊いたのはエドじゃない」
「そー、だけ、ど」
「何であんたが照れるの」



まさか答えるとは思わなかった冗談に慌てたのはオレの方。
誤魔化すように君のからだを抱き締める。

06 「おねだりしてみ?」


「おねだり?」
「うん」
「…どんなのがお好みかしら?」
「…一体何をするつもりデスカ、ウィンリィさん」
「何、ってナニでしょ?」
「…オレが悪かったですごめんなさい」



やっぱ良いです、エンリョします。
食われそうな気がするのは間違いじゃないハズだ。

07 「トロトロじゃん?」


「やぁ…っん」
「舐めて、い?」
「だ、め」
「ウィンリィ?」
「舐めるだけじゃ、ヤ、だ」
「んじゃ」
「え、ど?」
「舐めて、触って、弄って、良い?」
「…えっち」
「そーゆーこと言うか」



良いよ、とはにかむ君にきゅんとして。
触れるぬくもりに莫迦莫迦しいほど溺れてく。

08 「イきたい?」


「も、ちょっと」
「うん?」
「も少し、待っ、て」
「うぃん、り?」
「きもち、い、の」



ほんの少し、あとちょっと。
分からなくなる前に、もっとあなたを感じさせて。

09 「いれるぞ、」


「いれ、たい?」
「すっごく」
「だぁめ」
「…ウィンリィさぁん?」
「えへへ、うそ」
「ほんと、だな?」
「ほんと、いいよ」



伸ばされた両手に触れるキス。
深呼吸して一気に、沈む。

10 「イくっ…!」


「イ、って?」
「ふ、ぇ…ッ、ぁあ、ンっ、あ…ッ!」
「ご、め…」
「やっ、ぁ…っ」
「わり、オレ、まだ…っ」
「あ、たし、もぅ」
「だいじょぶ、だか、ら」
「だ、め、だめ、だめぇっ」
「…っ」
「え、ど…っっ!」



駄目だって言ったのに。
無理だって言ったのに。
ほんとはうれしいだなんて、言ってあげない。



お題は此方から

Neptune



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