◆◇恋人(夫婦)の邪魔者シチュエ−ションお題・「エドウィン・夢ノ終リ」◇◆
*唇が食んだ甘い熱と、耳が飲み込んだ苦い薬 「なぁ、ウィンリィ」 「ん、ぅ」 「夜まで待てそうにないんだけど」 「やっ、ちょっと待…っ」 「…………もしかして」 「…ごめん、今日からなの」 夜までどころか1週間はおあずけ決定。 強行突破は無理そうデス。 唇が食んだ甘い熱と、耳が飲み込んだ苦い薬。 |
*思春期未満立ち入り禁止 |
*10分間限定天国 「エド、今どれくらい?」 「10分過ぎたとこ」 「じゃ、もっか…」 「おわ、デン?!」 「…ばっちゃんかアルの差し金かしら」 作業部屋で肌を重ねた数分間。 デンの奴、どうやってドアを開けたんだ。 10分間限定天国なんて物足りない。 |
*非密室の悲劇 |
*火照ったカラダに冷水を 「あ・つ・い〜っっ」 「暑いときに暑いって言うな。お前それ以上脱ぐなよ」 「脱げるもの無いわよ。その水頂戴」 「お前なぁ」 「冷た、…げほっ」 「氷飲み込んだろ、莫迦。ぼたぼた零す、な…」 「エド?」 「ウィン…」 「あぁエド、手が開いたら表に水撒いてくれるかい?」 「あー…ついでに水浴びしてこよっかな」 「は?」 伝う水で濡れた肌に欲情したなんて口が裂けても言えるもんか。 それでも伸びた本能に正直な手は、日常会話で阻まれる。 君は気付かないままで良い、火照ったカラダに冷水を。 |
お題は此方から
箱庭のお茶会
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